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15+1年の後のK-1。のその1ヶ月目。

あの幻のプロトタイプK-1から15年が経ち、全く新たな姿でこの世に出ました。そしてさらに1年後、やっと私の元に来ました。買うか買わないか散々悩みましたよ。日本での値段より安いとは言え、18万円くらいの買い物は台湾の給料レベルからすればそう簡単にはできませんでした。

正直ペンタックスのシステムとしての未来性に懸念も抱いているので、ほかのメーカーに変えようと思っていました。書くと長くなりますし、本題とはあまり関係のない話になるから割愛しますが、結局K-1を買いましたけど。酔人日月抄のHiさんのせいです(笑)。それと、私も正真正銘のペンタ党ですから。

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ええ、いいカメラですよ。すごくいい。いままで使っていた*istDとK-5とK-5IIs(K-5はだいたい同じですから以降はK-5IIsだけで)はみんなカメラとしてのデザインはいいけど電子機器としてのハードとソフトはいまいちでした。特にK-5IIsはカスタムイメージや機内RAW現像などの機能が盛りだくさん詰め込んだので電子性能の弱点はより目立つになったわけです。パラメーター一つを調整するだけで待たされてしまって、使えば使うほどストレスがたまります。

それに比べるとK-1は一番使い応えのいい機体です。早いまでは行きませんが、レスポンスはだいぶよくなりました。AFはもちろん速くなりました。しかし、それは単にAFの駆動速度を上げるだけではなく、シャッターボタンの変更とともにもたらした効果だと思います。K-1のシャッターの半押しの一段目と全押しの二段目の分け目がなくなりました。そして一段目、つまりAFとAEが作動し始めるところは前より浅くなったがわかりました。つまり例えば昔は2ミリまで押さないとAFはしてくれなかったが、K-1では1ミリまでだけを押すとAFが作動するようになりました。その結果として、K-1はAFが速くなったとの印象となるのです。

背面のボタンの押し心地も良くなったのもあって、ボディ内現像もさくさく使えるようになりました。K-5IIsはボタンのストロークが短い割に荷重が重い、その上にカメラのチップの処理速度も遅いのでカメラ全体の操作もっさりでした。それがストレスがたまりますよ。K-1はそれらの欠点を一気に改善してくれました。だからかなり快適になりました。でもそのなか、ちょっと玉に瑕の点があります。それは起動速度です。とくにパワーセーブモードから起こすときの待つ時間はちょっと長く感じます。

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それにしても、やはり光学ファインダー機はいいですね。美しい景色を見るとすぐにでもファインダー通して見てみたくなるのですから。EVFはどんなに性能がよくなっても電源を入れなければ物理的に無理ですし。その点ならOVFの機種であればいいってことになっちゃうですけどね。

父から譲ってもらったMEの0.87倍の高倍率ファインダーを体験してしまったのもあって、年をとるにつれ近眼がひどくなる一方ですから、K-1のファインダーの倍率には流石にちょっと満足できませんが、色が自然に見えていいとおもいます。*istDはかなり黄色でしたね。K-5は*istDほどではないけどやや黄色。K-5IIsは明らかにマゼンタ傾向でしたが、サービスセンターに行ってみてもらったらそんな傾向は見当たらないといわれました。とにかくK-1は癖がなくて見やすい。昔一時所有したCanon EOS 20Dのような、強い点光源で変な柄のボケになることもありませんし、これはまたいいと思います。

どこかで見たか忘れたのですが、AFフレームや水準器の表示は黒いのは見づらいと言われています。実際、キャノンやニコンもこんな表示なので、業界共通のスペックですかね。今までのスーパーインポーズならAFフレームを移動する瞬間以外は何も表示しませんので、普段黒枠でAFフレーム位置を表示してくれたほうは断然に使い勝手が上だとも言えるでしょう。でもさすがに水準器は黒いのは夜景や暗い室内では見づらいから、照明ボタンでファインダー内点灯する機能を追加してほしいのです。そんな環境なら三脚を立てて背面液晶の電子水準器を使えれば解決するがね。

訂正:AF MODEボタンを押してる間にはファインダー内照明はずっと点灯しているので、押し続けて水平を確認することは可能です。

AFモードの設定はK-3からニコンのように独立したAFモードボタンを押しながら前ダイヤルを回すとの仕様になりました。これは可も不可もありませんが、ファインダーにはAFモードの表示がないため、背面液晶オフのままではどのモードかは判断できないのはちょっと不便。こっちも背面液晶で確認すればいいとの話ですけど、OVFにこだわりにこだわってるペンタックスならば目をファインダーから目を離さずに機体の状況を把握するのは当たり前だと思われるのは当然の当然ではありませんかという私見です。
訂正:AFモードボタンを押すとファインダー内は赤く点灯され、下にあるシャッタースピードの表示はAF.SかAF.Cの文字になって、ISO感度の表示は測距点モードの表示になります。あんなに目立つなのになぜ見誤ってしまったんだろう。でも、私の感覚では左に表示されているAF.S/AF.Cの設定を変えるには相対位置は左の背面電子ダイヤルを回すと思ったんですけど、逆でした。

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同じくビンテージスタイルなペンタ部なんですが、ソニーのα900/α850のキレキッレの直線で攻めの感じが好きです。K-1はその変な曲線を持つペンタ部とミラーボックスが存在感が強すぎて、ちょっと肥満なボディになっちゃって。ちなみに一番好きのがK-3。どうでもいい話いなりますが、今までのスペシャル塗装の中で一番好きなのはK-3のガンメタリックです。

グリップ感はそれなりに良好です。Z-1Pの次にいいのです。Z-1P最高です。K-5IIsよりボディの高さが増えたため、グリップをホールディングする手が少し下の位置で持つことになり、親指の邪魔になるボタンやダイヤルを避けるにいい仕事をしてくれました。小型にこだわってきたペンタックスですから、手の大きい私にはやっと余ったことなく全部の指でがしっとカメラを掴まえられてすこし感動すら覚えました。でもK-5IIsよりK200g以上も重くなったのは伊達じゃないね。疲れますよ。

背面はグリーンボタンはK-7からの評判の良き(私個人だけの評判なんですが)あの定位置にあります。ちょっと話をそらしますが、グリーンボタン、つまりハイパー操作系があるこそペンタックスを使い続けるのだと言っても過言ではありません。よくペンタックスの純正レンズを使わないなら他のブランドの一眼れるに切り替えたほうがいいと言われるのですが、やはりグリーンボタンがないとだめだと、乗り換えるのを断念しました。

レビューボタンとLVボタンK-5IIsとは真逆の配置になってしまいました。パナソニックG7と同じからこれはこれで便利だがLVボタンはやっぱり右手の親指辺りのほうが使い勝手がいいと思うから、ファームウェアで交換できるようにしてもらいたいです。AFボタンもK-5IIsと違って後ろダイヤルの直ぐ側はAE-Lだった位置なんて、AE-Lを押そうとしたら間違えてAFボタンに押してしまうことはしばしばあります。

マウント部の底部の形はちょっと難がありますね。普通は中指、薬指と小指を握ってボディの底部を支えて、人差し指と親指でピントリングをまわすあるいはピントリング以外のレンズの鏡胴を持つという姿勢になりますが。レンズマウント部とボディの付け根の部分の下のほうが大きくて出っ張ってるから下でボディを支える指たちにはすごく邪魔です。望遠レンズなどの大きいレンズなら左手はレンズを持つから影響しませんけど、ペンタックスは小さいレンズが多いため、40mmXSみたいなレンズを使ってるときは人差し指と親指はボディの底部を持たなければなりません。フォーカスモードレバーには滑りとめのためのぎざぎざな形がしての触り心地はあまりよろしくありません。そのレバーのボディ側にはK-5シリーズみたいな凹みがなくて、AFからMFに切り替えるのが使いづらい。*istDのようにスライド式にすればよかったのに。K-5/K-5IIsほど硬くないのは唯一の救い。内蔵のAFモーターとAFモジュールのスペースで仕方ないとはわかってるのですが、そこを何とかしてほしいのです。

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以上、購入して約一ヶ月間の初歩の感想です。外観の感想ばかりになってしまうんですが。連写速度やISO感度別の画質などの部分は全然触れてないのは、特に不満な感じがないからです。そもそもK-1を買うのはK-5IIsには画質とかの性能に不満なところがあるわけではなくて、ただせっかくフルサイズのA50/f1.2とFA*24/f2といったフィルム時代のレンズを持っているので、APS-Cで写真を撮るとなんか宝の持ち腐れみたいな気持ちになるのですから。
ってなわけで、2年以上ぶりのブログ記事なんだけど、このK-1で新しい心境に切り替えて、これからも何かの感想があれば書いてみたいと思う。では。

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